内閣サイバーセキュリティセンターが各種の電子ブック向けに無料の書籍として提供しているようです。
情報セキュリティハンドブック
以前のバージョンを読んでいた気がしますが、Kindleにダウロードして読んでみました。
コンテンツは素晴らしいと思います。
ただ、ターゲットにあわせて2冊作った方が効果が高くなったと感じます。
こういったハンドブックを使うシーンは、デジタルリテラシーの低い学生さんや、年配の方々に向けた研修のシーンだと思います。
学生さん向けには、「マンガ」で示した方が伝わるでしょうから、「マンガ」だけで冊子がつくられていたら効果的だったと思います。
一方、年配の方々には、実際の画面を映した「写真」と「文章」だけで冊子がつくられていたら効果的だったと思います。
コンテンツは変える必要はなく、電子書籍だと出版コストもゼロに近いので2冊出せば効果的だろうなと、勝手に想像しました。
こういったことから学べることは、作り手の想いが強くなりすぎ、受け手のことを意識していないと、伝えたいことも伝わらないということです。
まだまだプロダクトアウトの思考に支配されているということも学べます。