参加といってもオンラインセミナーなので、参加は簡単でした。急激に熱くなっているので部屋から参加できるのはうれしいです。「ITmedia インダストリーテクノロジーフェア 2022 夏」という月末まで開催されているものです。
興味を持って視聴したのは、下記の2つの講演です。
「カーボンニュートラルへの取り組みがもたらすものづくりDX」は、東芝の講演でしあ。スピーカーは、中小企業診断士の資格を持っている方ということで興味を持ちました。
大きな
「旭鉄工のCN推進~IoTで労務費4億円と電力量9%を削減~」は、IoTの世界で有名な企業で知っていたので興味を持ちました。
面白いと思ったのは、労務費を低減しながら、電力量も減らすという取り組みでした。よくあるカーボンニュートラルの取組では、設備を導入して電力量を下げるというものがあります。講演での主張は、設備導入でなくてもできることがあるというものだったと思います。
カイゼン=仕事を楽にするというお話がありました。その通りだと感じます。
人手によるストップウォッチと記入ではなく、自動計測で計測不要と自動記録の実現、集計などの計算も不要、データ化されているとどこからでも確認できるというのがポイントなのだと感じました。カイゼンの種を見つけるためには、まず見える化というのも王道だと感じました。
CN関係では、待機電力の削減が重要との指摘が印象的でした。確かに製造業の大型の設備では、待機電力も相当なものになるのだと感じます。
電力量×排出量係数では、年1回の手入力で、カイゼンに活用できなかった。一方で、設備屋さんの提案では全ての機器に設備を付加するものが多いが、これではコストと時間がかかり非現実的。そうではなく、大元の電力、ガスのところを10分おきに計測するとほとんどのものが測れることがわかった。カイゼン効果の大きなところから取り組むと良いとの指摘もありました。
30日まで視聴できるので、後いくつか視聴したいと思います。