1次試験に続いて2次試験も分析してみました。
色々なblogを見ていると直近5年間の数値のみを示しているところが多かったので、一般社団法人中小企業診断協会を見てグラフ化してみました。
私は率で見たグラフの方が興味深かったです。
【中小企業診断士2次試験の合格者数の推移】
申込者数と筆記試験受験者数が殆ど同じになっています。この点は1次試験と大きく異なる点です。
苦労して1次試験に受かったので、2次試験は受験しなければ損ということなのだと思います。
合格者数は例年800から1,000人程度で安定しています。
毎年1,000人程度の合格者数を出すことを目標にしているのだと思います。
これには実務補修の受入可能人数が影響しているのだと思います。

出典:一般社団法人中小企業診断協会Webサイト上の資料をグラフに加工
【中小企業診断士2次試験の合格率の推移】
受験率が一貫して下がってきています。
1次試験同様申込は行うが受験しないということですが、高い受験率から判断すると仕事の都合や病気等の罹患の方を除いて殆どの方が受験するのだと思います。
合格率は20%弱で、年度によるばらつきがあるようです。

出典:一般社団法人中小企業診断協会Webサイト上の資料をグラフに加工
2次試験は相対評価基準なので他人との競争に勝つ必要があります。
最低限60点を取り、尚且つ、ライバルよりも勝るポイント獲得が必要なのだと思います。