時間つぶしのための中古本をサクッと読みました。
この手のその瞬間を切り取った解説書は、時期をずらしてみると面白さを感じます。さまざまなところが提供している未来予測や、AIでなくなる仕事のようなものと同じ感じです。子供のころによく聞いた、ノストラダムスの大予言みたいな感覚です。
2019年に出版された本なので、わずか5年くらいの過去のその瞬間の話なのですが、現在でも通用する話と、今見ると噴飯ものの話が載っていました。時間つぶしにぴったりの本で、掲載されている内容については楽しませてもらいました。
ちなみに手書きのイラストが多く使われているのですが、目的がまったくわかりませんでした(どこかに説明が載っていたのかもしれません)。グラフィックレコーディングのようにまとめられているなら意味がありますが、著者?の手書きメモを編集側がイラストレーター代をケチって、そのまま掲載したようなレベル感で何も伝わってこず不快でした。DXの本なのでデジタルで表現できていると納得感があった気がします。
2025年の現在の感覚だと生成AIに情報を渡してイラストにしてもらうだけで、手書きメモのイメージ図が伝わる内容としてアウトプットできると感じます。これも時代の流れ、この瞬間の話なのだと感じます。