知らず知らずのうちに積読される本が貯まっていきます。
ここの所、様々なイベント等が重なっていたため、この本を読む優先順位が落ちていました。
やっと、一旦落ち着いたので読むことができました。
この号で注目したのはセゾンの林野さん、スティーブ・ウィンさんの特集です。
後は連載中の濱口さんと入山さんのものです。
まず、林野さんの特集に注目したのは、以前某大学院の研究員時代に講演を聴く機会があり、その内容がとても楽しかったからです。
フィンテック分野ではいつ、どこで、誰が革命を起こすかわからない。わからないけれど、革命を起こした本人としっかりとした接点を持っていれば、協業するのも話が早い。
これは以前聴いた講演でも類似の事例をあげていた気がします。
資本の論理で相手を支配するというのは、二〇世紀型の資本主義だと僕は思っています。二一世紀はイコールパートナーの時代。ギブ・アンド・テイクの関係をつくって、お互いにいいところを出し合って、ともに成長していく。それが二一世紀型の資本主義なんじゃないでしょうか。
環境変化が激しい時代なので、一社ですべてを独占しようとするのは、時代遅れになっているということだと思います。
次のスティーブ・ウィンさんの記事では、「人を幸せにできるのは、人だけ」というテーマで書かれていました。
カシノで有名な企業のCEOですが、魅力的な方なのだろうと感じました。
多くの企業が従業員の月間表彰、年間表彰の制度を実施しています。いわゆるスポットライトプログラムです。これはいいプログラムですが、弱点があります。
(中略)
そこで、私たちが始めたのが「ストーリーテリング」というプログラムです。
なるほど、この手法であれば従業員の意欲が引き出せる気がします。一方で難しさを感じるのは、ストーリーを引き出す側の能力だと感じます。
傾聴力があり、賞讃する力があれば、よい循環が生まれると思います。
その他にもティモシー・バトラーさんの「起業家型リーダーを見極める方法」も面白かったです。
さて、レポートを書こうと思います。