気分転換に読んでみました。
真夏の気候に体が慣れていないので、涼しいところでのんびりするのもよいと思いました。
人によりニュアンスや定義が異なる目標や目的ですが、この本では下記のように記載されていました。
「オーケー、言葉のあやにしか聞こえないかもしれないな。規則、目標、規準…どれも同じではないのか、ってね。だが違う。<規則(rule)>の語源は定規のように<まっすぐな棒>を表すラテン語
だ。型にはまった手順、つまりはお役所主義の代名詞みたいなもので、言うまでもないが〝破られるために作られて〟いる。<目標(goal)>の語源ははっきりとはわからないが、大昔のスポーツに由来すると考えられている。越えるべき〝線〟、つまり可能性を連想させる言葉だ。どうも、きみと僕はつむじの曲がった友人同士という気がするが、ともかくこの二つの言葉と<規準(standard)>を比べてみよう。<規準>は〝尺度〟だけでなく、建築や旗竿に対して用いられるように〝まっすぐな支え〟の意味も持つ。語源には二つの可能性がある。〝しっかり立つ〟という意味を表すフランク語の か、でなければ〝集まる場所〟を表す古期フランス語の かもしれない。
人を評価すること、人に評価されること、についてわかりやすく書いてある本だと思います。
よい結果を出したいのであれば、よい人材を集めなければならないというのは当たり前のことのように思います。
しかしながら、現実問題ではよい人材は企業が囲い込もうとするため、なかなかスカウトするのも難しさがあるように感じました。
将来独立を視野に入れた中では、どのようなアライアンスを組むのか、一緒に働きたいと思う人と働くのかという観点からは、参考になる本でした。
一方では選ばれる自分である必要もあるので、自らの武器は磨き続けていきたいと思います。