ちょっとした時間を使って、ぱらぱらと読んでみました。
コーチングの内、ほめることに特化して書かれていた本でした。読みやすくて、さくさく読み進められる本でした。まずは定義です。
ほめることはアクノレッジメントに含まれますが、それが全体ではありません。相手の存在を認める行為、言葉のすべてがアクノレッジメントです。
ほめるためには観察が必要としています。確かに観察していないと、ほめるポイントがわかりません。
ほめることは技術です。何気なく人がほめられるかというと、そんなことはありません。相手をよく見て、相手が日々どんなことを思っているのかを洞察して、どんな言葉を投げかけられたいのかを熟慮して、初めて「ほめ言葉」は発せられるべきものです。
叱ると怒るの違いについて書かれていました。
下記はとても分かりやすい説明だと感じます。For youとFor meはわかりやすいですね。
基本的には、叱るというのは、それをいうのは自分にもリスクがあるけれども、相手の成長のために、リスクを超えて、相手に正直にネガティブなことを直言するということです。ですからスタンスはFor you(あなたのために)です。
一方、怒るというのは、相手が自分の思いどおりにならないために、自分の中に起こったいら立ち、ざわつきを解消しようと感情を相手に向けて爆発させてしまうことです。スタンスはFor me(私のために)です。
下記はなるほどと感じました。一方で、私の周りはアクノレッジメントされることを待っている人が多いと思います。
私もそうなのかもしれないと感じたので、隙あればの方を目指していきたいと思います。
この世の中には二種類の人がいる。一方はすきあらばアクノレッジメントしようとしている人で、もう一方はアクノレッジメントされることを待っている人だ。
年末が近づくにつれ、積読している本を消化したいという想いに駆られます。しかし、今は修理論文を仕上げることが第一優先なので、我慢です。