自動車産業20の新ビジネスチャンス

積読本をさくさくっと読んでみました。
モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造」と同じような読みやすさだと思ったら、元デロイトの方が書いた本でした。

参考になったのは下記のトレンド整理です。

  1. 電動化:パワートレインの「内燃機関」から「電動」への変化
  2. 自動運転化:運転主体の「ドライバー(人間)」から「AI」への変化「
  3. シェアリング化:「所有」から「利用」への変化
  4. さらに、これらのトレンドを実現するための基盤として、以下の2つの変化が起こりつつある。

  5. 生産革新:車両生産における素材や工法の変化
  6. コネクティッド化:車両のネットワーク化/顧客接点のデジタル化

個人的に着目している部分に対して、下記のように記載されていました。

一方で、自動運転車がどれだけのスピード・規模間で普及するかは、その販売価格がカギを握る。現時点では、既存車両と比較して少なくとも100万円以上はコストアップするものと見られている。

コンサルタントの書いた本だけあって、最後の章の「新規事業企画のポイント」は唐突感がありましたが、楽しかったです。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。