積読本をさくさくっと読んでみました。
「モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造」と同じような読みやすさだと思ったら、元デロイトの方が書いた本でした。
参考になったのは下記のトレンド整理です。
- 電動化:パワートレインの「内燃機関」から「電動」への変化
- 自動運転化:運転主体の「ドライバー(人間)」から「AI」への変化「
- シェアリング化:「所有」から「利用」への変化
さらに、これらのトレンドを実現するための基盤として、以下の2つの変化が起こりつつある。
- 生産革新:車両生産における素材や工法の変化
- コネクティッド化:車両のネットワーク化/顧客接点のデジタル化
個人的に着目している部分に対して、下記のように記載されていました。
一方で、自動運転車がどれだけのスピード・規模間で普及するかは、その販売価格がカギを握る。現時点では、既存車両と比較して少なくとも100万円以上はコストアップするものと見られている。
コンサルタントの書いた本だけあって、最後の章の「新規事業企画のポイント」は唐突感がありましたが、楽しかったです。