21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

積読本の中から興味のあるものを読んでみました。
ここのところ慌ただしく過ごしていたので、ゆったりした本を求めていたのかもしれません。

途中まで読み進めて、どこかで読んだことがあると思い始めました。そして自画像が出てきたときにやはり読んだことがあると確信しました。
恐らく雑誌なのか、blogなのかで著者の文章を読んだことがあるのだと思います。

この本が若干昔の本なので、その分を差し引いて考える必要がありますが、デザインに対する理解を深めるということは大切だと私は感じています。
特に著者もマーケティングにルーツがある方ですが、私はマーケティングにおいてデザイン思考のアプローチはすでに欠かせないものになっていると感じています。
日本でも慶応大学SDMや東京大学i.schoolなどを、目にすることが増えていることからもデザインの価値を感じるところです。

MBAでは論理的思考をベースとした「ビジネスをより効率的にするやり方」を教えるアプローチが取られているのに対し、デザインは今までの延長線上にない「まったく新しい事業、商品やサービス、プロセス等を創るやり方」を教えています。

56/2321 はじめに

戦略系のコンサル会社と、デザイン系のコンサル会社が競合してきているということだと思います。
競合してきているというよりも、ボーダレスで境界がなくなってきているため。結果的に競合しているのだと感じます。

デザイン戦略コンサルティングは、単に机上の空論の戦略だけではなく、ユーザ理解から、ユニークな視点で課題を発見し、具体的な商品やサービスに落とし込んだ提案ができるのが強みです。

204/2321 アメリカにおける創造力とビジネスの世界

スーパーエースが一人で下記の3つをこなすパターンもあると考えます。しかしながら、ビジネスとして、連続して、繰り返し、何かを生み出して事業として成立させるにはチームとして3つの輪を分担していくことが現実解だと考えます。

この欧米のデザインスクールにおけるカリキュラムを理解する上で、基本的な考え方が、「イノベーションを担う3つの輪」です。「デザイン、ビジネス、エンジニアリングの3つの要素が協働することでイノベーションを生み出すことができる」というものです。

232/2321 アメリカにおける創造力とビジネスの世界

下記はマーケターとして、常に意識しておくべきことだと感じます。

デザイン思考プロセスで失敗するパターンは、得たインサイトを組み合わせて、「はい、これが解決策」と結論できてしまうパターンです。
(中略)
大事なのは、ユーザーから得たインサイトや、彼らが持つ未来ストーリーに刺激を受けて、「自らの未来ビジョンや想いを育み広げていくこと」なのではないかと思います。

1358/2321 デザイン思考でプロジェクトを進めるツボ

最後に同書のいろいろなページに分割されて記載されていた、デザイナーとビジネスマンの常識を並べてみたいと思います。
これを眺めるだけで、著者が何を主張したいのかがわかる気がします。
私は、Six Hatのようにデザイナーモードと、ビジネスパーソンモードを切り替えながら活用していければよいと捉えています。もしくは、いいとこ取りしていけばよいと捉えています。

「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由 」
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投稿者: admin

地方に生まれ、地方で育ち、地方で働いていた田舎者です。 数年前に首都圏に転勤しマーケターとして働いています。

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