6/12の日経新聞朝刊で、デービット・アトキンソンさんの『中小企業庁やめて「企業育成庁」に』という記事が載っていました。
中小企業庁の役割はすでに、すべての中小企業を保護することから、成長や発展を目指す中小企業を支援することへ移っていると考えています。
その結果、中小企業診断士の役割も単なる企業診断から、成長・発展の支援を行うことに変わったと認識しています。
さて、企業規模(資本金の額、従業員数など)はともかくとして、スタートアップから中小企業、そして大企業へと成長・発展を遂げることは、ひとつの道だと思います。
記事の内容は、企業規模の違いで生産性に違いがあるため、大きくする施策を進めようという提案でした。
確かに政策に変革を促す力が弱いのかもしれません。政策が外圧として変革を促すものであれば、企業規模を問わず変革が加速する面があると感じます。
ダーウィンの話を出すまでもなく、長く続いている企業は常に変化し続けようとしている/変化してきたのだと感じます。
大きくなる方向に変わるだけでなく、色々な方向に変わるということを支援していきたいと思いました。考えるきっかけを得たので、面白い記事だと思いました。