スクラム 仕事が4倍速くなる”世界標準”のチーム戦術

とあるプロジェクトのスクラムマスターとして活動することになったので、スクラムについて各種資料を読み込んでいます。この本は、開発者向けではなく、マネジメント層向けにスクラムの思想と活用方法を提示した内容になっていました。
確かにICT以外の分野でもスクラムを活用すると、『無駄』なことに時間を取られずに成果が早く得られるだろうと感じました。

開発者からコンサルタントと立場が変わりましたが、何かとつながっているものだと感じる今日この頃です。この本のテーマであるScrumは、1986年に「ハーバードビジネスレビュー」に掲載された論文が参考になったようです。この論文を書いたのはSECIモデルで有名な野中先生と、竹内だそうです。開発者として関わるScrumとコンサルとして関わるSECIモデルの出本が同じというところに面白さを感じました。

また、この本の根底には、SECIモデル、トヨタ生産方式、OODAループが密接に絡んでいるように感じます。これら全てがコンサルでよく関わる部分なので、興味深かったです。

スプリントの振り返りで「幸福度の計測」を試みる方法が示されており、参考になりました。ビジネス面のKPTだけでなく、もっと個人に焦点を当てた幸福度にも関心を持っておきたいと感じました。

1.会社内で自分の役割について、一から五のスケールで表すとどう感じているか。
2.同じスケールで、会社全体についてどう感じているか。
3.なぜそう感じるのか。
4.何を一つ変えれば次のスプリントでもっと幸せだと感じられるか。

P196 第七章 幸福

ザッポス経営陣と話しているとたびたび出てくる言葉が「つながり」だ。ザッポスがリサーチした結果、職場で他の人とのつながりが充実している人ほど幸福度が高く、イノベーションを生む力や生産性も高い傾向にあったという。

P205 第七章 幸福

付録して掲載されている「スクラム実践」は、とりあえずスクラムに取り組んでみる際のガイドラインとしてよいと感じました。
さくさく読み進められる本なので、いずれまた手に取ってみたいと思います。

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投稿者: admin

地方に生まれ、地方で育ち、地方でITエンジニアやプロマネとして働いていた田舎者です。 数年前に首都圏に転勤しマーケターとして働いていました。コンサルとして働くため転職して今に至ります。

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