標準と異なる行動は失敗を招く

あたかも誰かえらい人が発した言葉のようですが、単に私の失敗の備忘録です。

今回の失敗は、領収証の受領漏れです。
本業で現地確認が必要なため、どうしても出張しなければならず特急電車で移動しました。多くの会社でも同様だと思うのですが、航空機、新幹線、特急電車、タクシーなどを利用した場合は領収証の添付が経費精算の際に求められると思います。

関東の私鉄の場合、特急電車であっても運賃のみでよいと思っていた私は、駅に着いてから座席指定の有料特急であることを知りました。ここも失敗だと感じます。事前に調べておけば、ネットでの購入などで対応できたと考えます。
もちろん関東の私鉄でも通勤や帰宅時の電車で座席指定は有料のものがあることは知っていました。関東に転勤してきてから随分と経過したのですが、いまだに知らないことに遭遇します。

業務で必要な支出なため領収証さえもらっていれば、経費精算に困ることはありません。行きに関しては券売機で特急券を購入したため、あわせて領収証も入手しました。
問題は帰りです。券売機に人が多く並んでおり、隣の窓口は空いていたので窓口で特急券を購入しました。この時に「領収証ください」を伝え忘れたようです。また、レシートをもらった際に「領収証」も手にしていたかを確認することも忘れていたようです。

家に帰ってから帰りの分は「クレジットカードのレシートのみ」が手元にあることに気づきました。出張に頻繁に出かけていた前職の時や、昨年まで担当していた出張の多かったプロジェクトでは、「領収証」をもらい忘れることは一度もなかったのですが、久しぶりに出張した今回は、すっかり忘れてしまったようです。

今回のことを通じて、標準化やマニュアル化により「あたり前」を決めていたとしても、失敗することを体験しました。現在、とある製造業に関係するプロジェクトを担当しているので、「あたり前」と決めつけ思考停止にならないようにしたいと感じました。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。