今回もWeb上でのカンファレンスとなりました。リアルとバーチャルのハイブリッド型の展示会も増えてきましたが、まだまだコロナの収束までは時間がかかるようです。
今回はいくつかのセミナーを聴講したのですが、下記の内容が興味深かったです。JEITA「コロナ禍で迫られるビジネス変革にDXで立ち向かえ!」です。
コロナの影響で変化した内容を、個人、企業、社会の観点から整理しているのがわかりやすいと感じました。
個人は働き方が変わり、企業はビジネスモデルが変わり、社会は情報共有のあり方が変わったということでした。
また、コロナ後の予測として、戻るものと戻らないものとの話もありました。
戻るものは生命を守る安全・安心、戻らないものはデジタル化による快適・利便性といった内容でした。
リアル、対面、面着の重要性に改めて気づかされたという点は、まさに安全・安心が担保される状況であればコロナ前に戻したいというのがあると思います。特にクロージングの場面などが該当すると思います。
一方で、Web会議システムやコミュニケーションツールによる場所と時間を問わない応対という利点に気づいたという点は戻らないということだと思います。
さらにDXの怖さということで、自社が変わる変わらないにかかわらず、デジタルを活用したディスラプターに既存の市場やビジネスモデルを破壊されてしまうという点が指摘されていました。
昔から馬車が汽車や車にとって代わられるなど、DXだからということではないと思いますが、ディスラプターの存在が企業存続の危機を招くということだと思いました。
また時間を作って、視聴したいと思います。