ひとり情シスのためのRPA導入ガイド

この本はRPAというよりは、診断士による経営学の紹介本だと感じました。
診断士の方が読むとわかりやすく、一般の方が見ると少しむつかしく感じるのだと思います。

Question69 今のRPAができること

Class1 定型作業の自動化

Class2 一部非定型作業の自動化

Class3 高度な自動化

P164,165

今はClass1に該当するとのことでした。
私もそのように感じています。

RPAの用語はバズワードから、一般用語に変化しつつあると感じています。
一方で数年後には「別の名称」に代わっているのだと感じます。
ですから、RPAはただの道具で、BPRの手段の一つととらえることがよいと感じています。

RPAベンダーは高級品を大企業に販売し、現在は中堅企業に向けに一般品を販売しているのだと感じます。
まもなく、中小企業向けに廉価品が販売されるのだと予想しますが、RPAを導入することよりRPAの活用を支援する人が不足しているので、結局宝の持ち腐れとなるのだと感じています。
支援者としてのコンサルタントが、中小企業向けに適切な支援を行っていくことが求められていると感じる今日この頃です。

最も中小・零細企業では、適切な支援者が関われるのであればFreewareで十分だと感じます。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。