ITスキル診断「全国スキル調査 2020」に回答してみました

毎年開催されているスキル診断に、今年も回答しました。
今年はDXがテーマになっているようです。
主催は「iSRF」で、無料なので実施してみると面白いと思います。8月16日までです。
リンク:https://www.isrf.jp/ds/login/?userid=isrfmulti

キャリアの初期ではITエンジニア、中期はプロジェクトマネジャーやデータサイエンティスト系、後期はコンサルタントと歩んでいるので、今のところ思い描いたとおりにキャリアを歩んでいます。
ただし、ITコンサルタントになりたいわけではなく、私にとってITは単なる道具なのでその部分は意味の取り方を考えないといけません。

診断結果のはじめは業務(役割)として、「[DX] ISストラテジスト/戦略・企画」が出てきました。

スキルレベルという観点では、コンピテンシーレベルは7段階中の6.5だそうです。業務スキルレベルは4段階中の3.5だそうです。
もっと上がありますよという評価なのだと思います。

コンピテンシーという観点では、「イノベーティブ・アクション」「ロジカルアプローチ」が最高評価、次いで「セルフコントロール」が高いと出ています。一方、相対比較で「チームディベロップメント」や「パートナーシップ」が低めなようです。

コメントでは、強みとして『「現状に満足せず常に違ったものを求めて提示する」力に優れています』『「現状について、何がどうなっているのかを整理する」力に優れています』『「急激な状況変化に動じることなく冷静に行動する」力に優れています』だそうです。
弱みとして『「人材の持ち味を見極め、相応しい仕事を割り振る」力が弱いように見受けられます』だそうです。

コンサルタントとして、新事業開発や新製品開発に携わっているので、よい結果なのだと感じます。もう少し、周りを巻き込む力を身につけなさいということも、おっしゃる通りだと感じますが、0から1を生み出す場面では、メンバーが限定されているほうがうまく進捗するので、1から10に拡大する場面以降でという風にとらえようと思います。

業務スキル評価は細々しているので置いておいて、回答の信頼度は81%だそうです。

サブ的なものもいくつか回答してみました。
DX人材知識チェックは、100点満点だそうです。簡単でしたね。

ストレスチェックは、平均レベルだそうです。生活アドバイスで、「適度な運動(ストレッチなど)をしたり、読書や音楽等の趣味を楽む機会を増やして」「相談できる相手や、信頼のおける人と良好な関係を築くよう心掛け」が示されていました。

パーソナリティ診断は、管理者としての資質が極めて高く「楽観型タイプ」だそうです。強みは「目標達成に向けた、客観的な判断力と合理的な計画立案力」だそうです。キーワードとして「好奇心・自由・寛容・共感」が挙げられていました。一方で、『「規律を重視する」姿勢が、周囲の人から認められると思われます』だそうです。CP中、NP強、A強、PC強、AC低というキャラクター診断でした。

文章チェックは、まだ実施していません。時間があれば回答しようと思います。

昨年よりは目指す自分に近づいているという結果だったように思います。
今回の結果を見ながら、強みとなっている部分は、より追及していきたいと思いました。
一方で低めな部分は、その分野の強みを持つ方と組むことで解決したいと感じました。低い部分を自分で補っても所詮「平均点」にしか届きません。全体の底上げという意味合いでとらえようと思いますが、個人的には役に立たないアドバイスだと感じます。

IT分野に偏った診断ですが、毎年継続的に行われているものですし、多くの方が回答されることで統計的にも意味のある診断が下されているのではないかと感じます。
時折、振り返る時間をとって、次のステップに向けて歩んでいきたいと思います。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。