ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

少々時間ができたので、さくさくと読み終えられそうな本を選んでみました。ロジカルシンキングが垂直思考で、ラテラルシンキングは水平思考などと言われます。
いまいち垂直と水平に文字を割り当てているのか意味が理解できていません。論理思考と側面思考だったらなどと考えたりします。

展示会での立ち居振る舞いに関する記載は面白いと感じました。マーケターとしてよく展示会にお邪魔していましたが、ある程度人数の集まる展示会なら効果があるかもしれないと感じました。一方で、専門家が集まるプロ向けの展示会では、案外閑散としているので効果がない方法だと感じました。ターゲットによっては使える方法だと思いました。

小冊子をテーブルに置き、「すみません!おひとり様3部までにしてください!」と言い換えたのです。

463/1861 第1章 ようこそ!ラテラルシンキングの世界へ

なぜ?本当に?と前提を疑うことはよく行っています。一方で「今はね」という言葉は利用していなかったので、よい情報を得ました。
また、セレンディピティは好きな言葉の一つですが、私の解釈では「何かに対して懸命に努力を続けていたら、得られた幸運」という風になります。よって、漫然と何かに取り組んだり、見ていても幸運は得られないと考えています。

ラテラルシンキングに必要な「環境」をつくるためには、次の3つの能力が欠かせません。
・疑う力
・抽象化する力
・セレンディピティ

490/1861 第2章 ラテラルシンキングに必要な3つの力

学生時代に楽しんだスポーツでは、フォワードパスに対となるパスの種類でラテラルパスというものがありました。パックワードパスを示す言葉だったので、水平と訳されているとなんとなく理解が遅れてしまいます。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。