今回のテーマは、金型に関係することでした。
金型の用途毎の基礎知識から、金型業界を取り巻く商慣行まで広く講義が行われました。
今回からブレークアウトルームを使った討議などの試みもあり、変化を楽しみました。特にベテランの方のお話が参考になりました。
自動車関係の業界に関わってきているので、金型は身近な存在になっています。本業で関わる企業は大手なので、今回紹介のあった企業との違いに驚く面もありました。
一方で、取引先の業績が厳しくなり夜逃げがあったり、倒産した場合などは、私が聞いたことのある状況と同じようなこともあるのだと感じました。業種や業界はまったく異なりますが、似たようなことが起こるのですね。
取引先の状況は不確実性があると考えるのではなく、リスクファクターとしてあらかじめ見積を行うことや対策を取っておくことが大切なのだと感じます。講師はリスクマネジメントの重要性を説いていました。
また、グローバルなサプライチェーンの中に組み込まれている場合は、海外企業との関係性も発生します。国内だけでも大変なところ、海外もとなるとより大変なのだと感じます。こちらも私の聞いたことのある状況とよく似ていると感じました。
話は変わりますが、毎年恒例の夏に行われる工場診断は、秋からさらに後ろ倒しになるようです。空気が関係するだけに蜜を気にしなくてよくなるまで、状況は変わらないのだと考えます。