企業変革力

すっかりスケジュールを間違ってしまいました。
時に思いがけないことも起こるので、事前に準備を済ませておいて、余裕を持っておく必要があると思いました。
とは言え、スケジュール変更前のタイムスケジュールとほぼ同じだったので、見積り通りだったということだと思います。


必要に迫られて、再び本を紐解きました。

コッター先生は、「危機意識を生み出せ」ば次のステップに進んでよいとおっしゃってます。
汎用知識としては、まさにその通りだと思います。
変革しようとする場合は、何らかの危機意識がないと変わることはできませんものね。

しかしながら、私の経験からは「危機意識を生み出す」こと自体が難しいと感じています。
特に、この物質的に充足した時代には、「危機意識を生み出す」ことは容易ではありません。
というよりも、最も難しいことが「危機意識を生み出す」ことです。
なぜなら、私にとって「危機」だと思っても、共に変革を成し遂げたいと思っている方々には「危機」でないからです。
ですから私は、ストーリーテリングの能力を高めたいと考えています。

今回のランチは学食。
既に9月なので夏休みは終わったのだと思います。
また、学校にも活気が出てくるのでしょう。

そう言えば、数日前に受講したセミナーで、一言だけ心に残った言葉がありました。
「デザインシンキングという言葉はあるが、アーティストシンキングという言葉はない」という言葉です。
アートは「独自性」があって、「再現性」がない、一品モノだと思います。
これが、アート+シンキングで汎用化された知識になってしまえば、もはや「独自性」が失われ、「アート」でなくなるということだと思います。
なんだか哲学的ですが、心に残った言葉でした。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。