Graphic Recorder -議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書

とある研修を受講した際にグラフィック・レコーディングについて知りました。
この研修を受講している際に、スピーカーとは別にホワイトボードに「絵」を描いている人がいました。

研修の後でホワイトボードに書いている「絵」はグラフィック・レコーディングということを知りました。
文字で書いた議事録よりも、より研修内容がわかりやすく感じたのを覚えています。
思い返してみると、研修のスピーカーは決まった時間の中でコンテンツを進めていきます。私が研修内容を理解できていても、いなくても自動的に次々とコンテンツが進んでいます。
困るのは、研修内容の理解が追い付かない場面です。自分の頭で理解しようと考えていてもコンテンツは、既に次の部分に進んでいます。これでは受講した研修がもったいなく感じます。
一方で、グラフィック・レコーディングのような手法を使うと、レコーダーが理解した内容が「絵」として表現されています。このパターンだと、私の理解が遅れている場合でもじっくり考えることができます。

私が見たグラフィック・レコーディングの手法と若干違いますが、この本はその考え方や手法を説明しているものでした。
この本はKindleで読むよりも、紙の本の方がよいと感じました。

私自身は、普段MindMap的な手法で、記録やメモを取っているので、同じような効果が得られていると感じますが、「絵」で表現する手法も面白いと感じます。特にアイデア発想の場面で活用するとよいと感じます。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。