35冊をそれぞれ数ページにまとめて、ポイントを伝えている本でした。
Kindleで無料で読めたので読んでみました。
空気をあまり読まない私からすると、時々理解しがたいことが起こります。確かに何かの「空気」に左右されて、予定調和の答えに導かれているようです。
コンサルタントとしては、情熱をベースにしつつも、ファクトで「空気」を無視してズバッと切り込むことでお金をいただいていると考えているので、これからも「空気」は読まずに行きたいと思います。
少し脱線しますが、リモートワークが標準になり、これまでの「阿吽の呼吸」や「場の空気」に支配されにくくなっているので、私としては仕事が進めやすくなったというのが正直なところです。
「よく分からないけど、何となく特定方向に向かってしまう、その場の圧力」のことを、本書では空気と呼んでいます。
683/1353 No.16 「空気」の研究
GRIDなどと書いてあることは同じだと感じます。やはり、普遍的な部分や根本的なベース部分というのは、数少ない原則があるのだと感じます。
ジェニーンがそこで訴えたいのは、「高い目標を掲げて、それに向けて試行錯誤を重ねて何が何でもやりきれ」というシンプルなこと。
1141/1353 No.31 プロフェッショナルマネジャー
読んだことのある本も、初見の本もありました。その時の自分が求めている答えのヒントを求めて、これからも色々な本を読んでいきたいと思いました。
著者の方は、グロービスで教えている方のようです。また、本の要約サイト「フライヤー」のお仕事もしているようです。この本自体が「フライヤー」みたいだと思いました。そういえば「SERENDIP」との違いがどこにあるのか、少し調べてみたいと思いました。
限られた時間を良書に割くためには、よいサービスだと思います。一方で、本屋さんをぶらついてフィーリングで面白い本に出合うことも捨てがたいと思います。