Webで視聴できたので楽しみました。
特に基調講演でお話のあった「顧客とつながる時代のマーケティング ~優れた場の設計の重要性〜」が興味深かったです。
「世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略」の著者の方でした。この本は読んでいないので、機会があれば手に取ってみたいと思います。
まずは、コロナ前後で消費者行動がどう変わったかという説明がありました。
資料:三井住友カード「コロナ影響下の消費者行動レポート」
コロナの影響については、大手のコンサル会社や、シンクタンク、調査会社なども各種資料を公表しています。せっかく無料で公開していただいているので、目を通しておくとよいと感じます。
当然のことながら、書いてあることを鵜呑みにするのではなく、考える材料とすることがよい使い方だと思います。
また、オンライン基点の事業モデルとして「Engagement 4P」というモデルを示していました。
顧客価値(Engagement)を中心に置き、Product、Price、Promotionや顧客提案(CRM System)、顧客理解(Data System)のバランスを取っていくということだと思いました。そのうえで、Placeはデータ基準で考えることが大切ということをおっしゃっていたのだと思います。
特にデジタルシフトする中で、Placeの場所が変わるので、あてずっぽうではなく、データ(事実)に基づいて顧客接点を考えましょうということだったと思います。
その他の講演も概ね20分弱で、大変聴きやすかったです。
デジタル時代は、人を短気にさせる(待つことができない)ので、短時間でポイントを絞った講演が効果的なのだと感じました。