仕事の関係でほとんど聞くだけでしたが、少し参加しました。
今回のテーマはコーチングでした。経営者と対話する際や、変革プロジェクトに参加するメンバーの動機付けのためにも役立つスキルだと考えます。
今から10年位前にPMIのフォーラムで、コーチ・エィの代表の方の講演を聞いた記憶があります。また、何冊かこの代表の方の本を読んだこともあるので、身近な話題だと感じました。
スピーカーの方は、コーチ兼診断士ということでコーチ・エィに所属しているとのことでした。記憶ではこの会社は、エグゼクティブ・コーチングで有名だったような気がします。
さて、中身のコンテンツにはほとんど触れることができませんでしたが、コーチングと聞いていつも思うのは視点の持ち方についてです。ティーチングは、相対した対象に対して何かを伝えます。一方、コーチングは、対象と同じ方向を見て客観的にどう見えていて、対象はどうなりたいのかを聴きます。
上記の前提を持っているので、「顧客視点に立つ」というのは顧客からティーチングを受けるためのものだと考えています。つまり、顧客から自分はどう見えているか?が問われているのが顧客視点です。
一方で、コーチングは内発的動機を見える化するためのツールで、自分はどうありたいか?、ありたい姿に近づくために何をするか?、を問うものだと考えています。
今回はあまり参加できなかったので、次回はじっくり参加したいと思います。