積読本から読みました。この本(この作者はかもしれません)は読みやすく、サクサクと読み進めることができました。
この本を読みながら、大学院時代の同期がトマトの話をしていたことを思い出しました。恐らくこの本を読んでいたのだと思います。診断士試験を受験する方なら結構メジャーな本「スモールビジネス・マーケティング」の著者が書いているというのも興味深いところです。
この本でのブランドの定義は、「顧客の心にある、品質を超えたポジティブなイメージ」とのことでした。下記の表現がわかりやすかったです。
[ブランドの価値] [ブランドの強さ]
P50 CHAPTER1 ブランドづくりのベクトルを統一しよう
名前(もともとの意味) = 弱いブランド
↓
名前+品質 = 普通のブランド(名前を超えた何か)
↓
名前+品質+意味 = 強いブランド(品質を超えた何か)
「CHAPTER15 ブランドづくりにゴールはない」のなかで、チェックリスト的に使える項目がありました。例えば、ブランドの鮮度を確認するための健康診断項目や、ブランドづくりに失敗する10のリスト(要はアンチパターン)を示している点が参考になります。
今年の2次試験も終わったところなので、受験された方も気分転換にこういった本を読んでみるのもよいと思いました。
私はよい気分転換になりました。