今回のテーマは「マーケティングで活用するテキストマイニング」という内容で発表してきました。リアル会場での発表だったので、反応を見ながら進めました。
生成AIが出てきてテキストマイニングの重要性が低下したように感じますが、自らの手を動かして肌感覚を持ちながら分析するのは、まだまだテキストマイニングに分があるように感じます。
大雑把な方向性やたたき台つくりには、生成AIも役立ちますし、人間の目を介さないからこそ発見できるインサイトも生成AIならではかもしれないと思います。客観的にみているようで、主観や想いの入る人間ならではのインサイトの見つけ方という観点からはテキストマイニングの出番がまだまだあると感じます。最適なのは、テキストマイニングと生成AIの組み合わせということになると思います。
個人的には、Web上の情報を特定のテーマで集まるためのRPA、情報を蓄積するストレージ、文章から意味を見出すテキストマイニング、分析もさることながら要約やテキストマイニングで見出した意味をもとにしたシナリオプランニングは生成AIといった風に、ツールを使い分けることがよいのだと考えています。
何か一つのツールで賄おうと考えるのは、クラウド時代にはそぐわないように思います。
さて、今年度の発表も終わったので、あとは次の案件に注力していきたいと思います。