少々古い本ですが積読本の中から読んでみました。
改善ではなく、改革マニュアルとなっている点が良いと感じます。
5%の改善ではなく、10倍以上にするにはどうすればよいかを考えるのが「改革」というイメージを持っています。「改革」では既存の延長線上ではなく、何かを大きく変えなければ成し遂げられないので、経営者のリーダーシップが求められるのだと考えています。
「改革」とは、「ありたい姿」「なりたい姿」という目的に到着するために、会社の方向性のハンドルを大きく切ることである。
P3 第1章 何もしないと追い詰められる企業経営環境
図表7-1の「日本企業の傾向的に多い組織運営〔例〕」はあるあるな場面が描かれていて、大変興味深かったです。
中小企業や小規模企業ではなく、中堅企業をターゲットに書かれた本というのも興味を持った点です。
ようやく朝晩は多少過ごしやすく感じられるようになってきたので、読書の秋に向けて面白そうな本を仕入れていきたいと思います。