たいして勉強していませんでしたが、無事合格していました。といってもこの1次試験は、日商簿記でいうところの3級にあたるものだと思います。ですので、普通に実務に従事しており、少しテキストに目を通していれば合格できるものだと思います。
試験中に迷ったのは、歴史や人に関する問題でした。この部分は、テキストに目を通していなければ、正答率が上がらないのだと感じます。歴史については個人的興味・関心の低い分野なのですが、試験に出題されるとわかっているのであれば知識習得するのみだと考えます。
さて、この試験は1次試験から順番に合格していく必要があるので、最後の3次試験まで合格を目指すのであれば、それなりの投資が必要になる仕組みになっています。資格ビジネスは、政治、宗教などとならんでがっちり稼げる仕組みなのだと感じます。
また、それぞれの試験に合格するとライセンスを発行してくれるようです。こちらは本職の方や広報・PR業界に参入しようと考えている転職者の方向けのものだと思います。このライセンス発行にも投資が必要になります。
私は、広報・PRのプロを目指しているわけではないので、とりあえず次の2次試験までは申し込んでみようと考えています。日商簿記と同じような感覚なので、2次まで合格していれば知識上も実務上も問題がないのだと判断しています。
日商簿記でいう1級は、会計士や税理士を目指す方向けのものだと思います。同じようにPRプランナーの3次試験も、PR会社でクライアントに対して威光を示す必要がある方や、広報・PRのアカデミックなところで客観的な能力を示す必要がある方向けのものなのだと考えています。
新たな知識を体系立てて習得するために資格試験を受験するという方法は、よいことだと考えています。これからも興味を持ったものについて学んでいきたいと思います。