The Art of Marketingマーケティングの技法

家の中のいろいろなところに本を積読しています。ここのところなかなか立ち寄らない場所に置いてあったため、ようやくこの本を読み終えました。

パーセプションフロー・モデルを中心とした本です。(消費者の)認識をどう変えるか?というところが意味するところだと思います。本を読む前はジャーニーマップで施策を考えることと何が異なるのかというところに興味を持ちました。また、トンマナなどをチームでそろえるという観点では、クリエイティブ・ブリーフと何が異なるのかも興味を持った点です。

パーセプションフロー®・モデルは、消費者の認識(パーセプション)変化を中心としたマーケティング活動の全体設計図です。マーケティングの4P、すなわち製品、価格、流通・店頭、施策などの全活動を図示するので、各活動が的確に配置され、連携し、全体最適を実現するのに有効です。

P004 はじめに

ビジネスモデルでいうところのビジネスモデルキャンバスみたいなものと理解しました。結局はどのようにマーケティング・コミュニケーションを取り、消費者に刺激を与え行動を促してていくのかを考え、施策を実行した後に振り返り、施策を修正するためのツールなのだと感じます。

ジャーニーマップの消費者行動の起点がAIDMAなどのモデルよりも早い時期からとなっていることと、購買で終わるのではなくアフターフォローや再購入まで時期が伸びているというところが、パーセプションフロー・モデルの特徴ということだと感じました。

個人的にはB2Bの世界でビジネスを行っているので、P152あたりは興味深く読みました。

マーケティングが「いい商品」の定義を新しく提案して「市場創造」し、ブランドマネジメントがベネフィットを中心に、人格(パーソナリティ)や大義(パーパス)を含めた「意味」を構築していきますが、こうした考え方は多くのBtoBにもそのまま適用可能です。

P152 4章 各部門の力を引き出す使い方

また、ブランディングに最近関わることが増えているため、P282から触れられている「ブランドホロタイプ®・モデル」にも興味を持ちました。これも議論や検討の抜け漏れを防ぐ意味で効果的なものだと感じます。

この本は時間を経て、振り返って使いたいと思います。自己流ではなく、再現性のあるマーケティング戦略を実行する際に使いたいと思います。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。

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