この「解像度を上げる」はamazonのリコメンドだったか、巷で評判になっていたからだったかで積読していたものでした。家の中で本を置いているいくつかの場所があるのですが、そこから手に取って読んでみました。
この本はふわっとした抽象的な考え方や伝え方をするのではなく、具体的に考えましょう、伝えましょうを書いている本でした。
解像度を上げるには、深さ、広さ、構造、時間の視点でそれぞれ検討することがあることを書いてあります。
個人的には、虫の目、鳥の目、魚の目の言い換えのような感じがしました。また、コンサルとしてのロジックツリーやイシューツリー、so what/why soの使い方をレクチャーしたことが書かれているのだと感じました。
理解するために分解するということを、思い出しました。また、この本はバーバラ・ミントさんの「考える技術・書く技術」のような種類の本だと思います。ときどきこういった類の本を読むのもよいと感じました。