新装版 企業参謀

コンサルティングに興味を持つようになった、きっかけになった本を再び読みました。この本は、私の持っている古い本ではなく、新装版ということで興味を持って読みました。

読みながら過去の記憶を辿ってみたのですが、初めて読む本のように感じました。人の記憶とは曖昧なものだと思いました。

さて、私もコンサルティングに関わるときは、基本的な情報を収集したうえで臨んでいます。その道の専門家に話を聞くというのは、難しい面もありますが、効果的なことだと思います。

私はコンサルティングをしていて、新しい業種に入ったときには必ず「この業界で成功する秘訣は何ですか?」ということを、担当の専門家に聞くことにしている。もちろん即答できる人は稀だから、いろいろな角度から質問をしてこれを探り、できるだけ早くKFSについての〝見込み〟を立てる。これを普通「仮説(ハイポセシス)」と呼んでいるが、全く空をつかむようにして立てた仮説ならともかく、その道に詳しい人にいろいろ質問をしながら、仮説を立てていくと、意外に短期間で収束するものである。

Ⅰ部4章 戦略的思考を阻害するもの 1781/4395

経営者とコンサルタントの関係をうまく表現していると感じました。参謀や右腕として、お役に立てるよう常に自己研鑽しておきたいと感じます。

戦略家は頭脳の明晰さではなく、結果のみを問われる淋しい職業である。しかも将軍であれば臨機応変にアドリブできるのであろうが、参謀は将軍のアドリブがなるべく少なくてすむように考えぬいてあげなくてはならない。将軍と、その兵の力量と判断力を評価できなくてはならない。

Ⅱ部 まえがき 2011/4395

この本が書かれたときには、なぜだろうと疑問を持つにすぎなかったのかもしれません。現在では、行動経済学の研究が進んでいるので、下記のなぜにうまく答えられるのではないかと考えます。

それなのに、なぜわれわれは、将来のほうが昨日よりもバラ色だと考えてしまうのであろうか? 一つには、わが国の経済の一方的な成長によって、拡大基調しか心理のうちにおいても経験していないために、理性よりも慣性が働いているのかもしれない。もう一つは、猛烈社員の常として、計画と努力目標とが識別されていなかったり、一度低位に計画を設定すれば、努力をしなくなるのではないかという恐怖感から、できないと理性で知りつつも、情熱が〝明日こそは〟のカーブを描かせてしまうのだろう。

Ⅱ 部第1章 戦略的に考えるということ 2080/4395

コンサルタントは、情報や事情を分解して、コントロールできる単位にすることが仕事だと考えています。大きなことをざっくりと伝えるだけでなく、実際に行動に移せるように支援することが、求められていると感じます。

ノウハウというのは、いかにしてやるか(how)という手法だけである。その他になぜやるか(why)、何をやったらよいのか(what)、どちらがよいか(which)、いつやるべきか(when)、誰がやるのが適当か(who)、どこでやるのが適当か(where)といった、もろもろの疑問符には答えてくれない。

Ⅱ 部第2章 ”低成長”とはなにか 3015/4395

近々、以前買ったこの本の古い版を読み直してみたいと思います。
明日は真冬並みの寒さになるようなので、暖かくして過ごしたいと思います。

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投稿者: admin

地方に生まれ、地方で育ち、地方で働いていた田舎者です。 数年前に首都圏に転勤しマーケターとして働いています。

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