AIとWatson

AIについて調査していた時に、最近受講したセミナーでWatsonの「AI」は他の「AI」と違うという話を聞いたこと思い出しました。
言葉遊びの部分もありますが、なるほどと思うところもありますね。

一般的に言われている「AI」は、人工知能を表していて、Artificial Intelligenceの略です。
Artificialは、人工的な、人造の、わざとらしい、気取った、等の意味があるようです。
Intelligenceは、知能、理解力、思考力、等の意味があるようです。

一方、IBM Watsonの「AI」は、拡張知能を表していて、Augmented Intelligenceの略です。
Augmentedは、増幅させる、増大させる、等の意味があるようです。
Intelligenceは、知能、理解力、思考力、等の意味があるようです。

こうして比較してみると同じ「AI」でも表現している意味の違いが理解できます。
一般的に使われている「AI」は、なんでもできる、人を機械に置き換えることが可能な技術を表しているのだと思います。
一方、Watsonの「AI」は、あくまでも人の能力を補助することが可能な技術を表しているのだと思います。
つまり、巷で言われる人工知能としての「AI」の域には達していない技術と判断できそうです。

私も支援先の能力を高めることができるコンサルタントとして活躍していこうと思います。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。