「出る杭」を伸ばす組織


積読本の解消を狙った読書月間を送っています。
この前のamazonのセールで新たに色々と買ってしまったので、ざくざく読んでいきたいと思います。

この号で面白かったのは、フランチェスカ・ジーノさんの「「建設的な不調和」で企業も社員も活性化する」です。
思考の源泉をたどるということで、テイラーさんの科学的管理法から、近年のポジティブ心理学まで分けている図が面白かったです。
同調圧力が強力に働く日本企業にこそ、「建設的な不調和」を起こす人材を許容できるようになっていけたら、急速に企業変革が実現するのではないかと感じました。

その他には、ジェニファー・ペトリグリエリさん、ジャンピエロ・ペトリグリエリさんの「逸材を襲う組織人の呪縛」も面白かったです。

自分の知能が一定の量だと思い込んだ子どもは、難しい課題が出るとすぐにやる気をなくし、容易に解けない問題を簡単に諦める傾向があることがわかった。逆に、自分の知能は鍛えられると感じる子どもは、問題に根気よく取り組むことが改善を続ける一つの手段だと見なす。結果思考の子どもは失敗すると恥ずかしいと感じるが、学習思考の子どもは、失敗を糧にして一生懸命に勉強する。それは職場で働く大人にも同じことがいえると、ドウェックは突き止めている。

能力があるというレッテルを貼られたエリートは、自らの能力を活用して結果を生み出すことに集中するのではなく、自らの能力が高いことを示すことに集中するようになるということだと思います。
よく知られたピーターの法則と同じように、組織には優秀な人材がそうじゃなくなっていく仕組みが組み込まれやすいということだと感じます。

その他に面白かったのは、東大の村山さんのインタビュー記事、ストライプインターナショナルの石川さんの話は面白かったです。
自らが起業する際や、支援先と関わる際に頭に留めておきたいと思いました。

投稿者: admin

地方に生まれ、地方で育ち、地方で働いていた田舎者です。 数年前に首都圏に転勤しマーケターとして働いています。