モビリティ―進化論

先日読んだ「モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造」に続けて読んでみました。

個人的な感想から述べると私の感覚とは異なることが多く書かれた本のように感じました。
モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造」の方はしっくるくることが多かったのですが、この本は余りしっくりきませんでした。
これは私にとってよい刺激になったと感じます。
多面的な見方を獲得するためにもよいと感じますし、私の感覚が世間とずれている可能性もあることを知る意味でも役立つと感じます。

本書の中では行政の視点として、「産業・地域の振興」、「社会的課題の解決」、「既存の社会秩序の維持」に分け、論じている所はわかりやすかったです。
また自動車販売に関するシナリオとして、

具体的には年間16万台程度の減少であり、総重要(約500万台)の3~4%に相当する。

という部分は参考になりました。
総重要は総需要の間違いですが、原文のままとしています。

この本で個人的に役立ちそうなのは、「おわりに」に記載されている企業変革の要件だと感じました。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。