まだ2020ですが、2021という文字が気になったので買ってみました。
ずっと在宅勤務が続いていますが、もう年の瀬なんですね。年が明け、少しすると1年間在宅勤務したことになります。
ムックなので、さくさくパラパラめくりながら読むのにちょうどよかったです。気分転換にもなりました。
内容としては、特に目新しい内容はありませんでしたが、キーワード集として利用価値があると感じました。
個人的に面白かったのは、キーワードそれぞれに参考書籍が紹介されていたことです。なぜ、このキーワードにこの本が参考書籍なのかと、はてなマークが浮かぶものもありましたが、キーワードから書籍を手に取るきっかけになると思うので、面白いと思いました。
Z世代をキーワードとして紹介されていた部分が興味深かったです。純粋なデジタルネイティブ世代なのだと思います。要は、ミレニアルズやY世代の次の世代ということです。保守傾向があるとの指摘でした。
アメリカでは、ミレニアルズがベビーブーマーよりも人数が多くなり、パワーゲームでも勝てるようになってきているのだと感じます。一方で日本では、相変わらず高齢層が強いままでパワーゲームでは勝つ要素がありません。
いずれにしても、「マス」ではなく「個」としてマーケティング・コミュニケーションすることが求められていると感じます。
よい気分転換になりました。