新談士の会に参加しました

今回もWeb会議で開催されました。いつもとの違いは、参加者層だと感じました。

この会は、診断士を取得しておおむね5年以内の方が参加しています。時々OBの方が講師として登壇するのも特徴だと感じています。

さて、今回はいつもの若手?に加え、多くのベテランの方も参加されていたようです。恐らくスピーカーの方とのつながりが深い方が参加されていたのだと思います。

スピーカーの経験をもとにしたお話があり、参考にしたいと感じます。
最も参考になると感じた点は、表現は正確ではないと思いますが「ポリシーに沿った仕事をする」ということです。そのためには、実績を積み上げていることが前提となりますが、良い仕事をするためには自らが注力したいと思える仕事である必要があると考えます。

相変わらずテレワークが続く中で、世代間のギャップを感じることがあります。年配の方は顔出しを求めることが多いのに対して、若い方は顔出しを嫌がる点です。若い方も非公式で身内の場であれば、Web会議の仕組みを利用していても顔出しOKでコミュニケーションを図っていますが、公式の場では顔出しを嫌う方が多いと感じています。

私は若くありませんが、基本的にWeb会議で顔出しは不要だと考えています。その理由は、Web会議を利用する場合、多くはパワポなどのドキュメントが投影されており、事実ベースで議論が進みます。ネットワークの帯域を奪うだけの顔を出す機能に意味を感じていません(もっと言うと音声が途切れたりするので、顔出しは迷惑だと感じています)。

Web会議でも顔出しを求める方は、阿吽の呼吸を求めている方なのだと感じます。曖昧さは同一性が高い場合にはよかったのでしょうが、多様性が求められている現代には合わないと感じます。Web会議では、コミュニケーションの世界でよく言われるバーバル(会話、文字などの言語)が、ノンバーバル(表情、身振りなどの非言語)より優位なのだと感じます。音声や文字でラポール(関係性の構築)を図るスキルが求められていると感じます。

もちろん対面での打ち合わせや商談の良さも知っていますし、トップマネジメント層がゴルフなどで関係性を築くことを重視していることの効用も知っています。
対面で求められるコミュニケーションスタイルと、非対面で求められるコミュニケーションスタイルをうまく切り替えられることが、よい結果を生むのだと感じます。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。