ビジュアル思考大全

デザイン思考的な本だと思って買っていました。パラパラと気になった部分をさくっと読めるのがこの手の本のいいところだと思います。

実際は絵を活用して、ビジュアルに思考を効率化するための方法を提示している本でした。お馴染みのフレームワークも多いですが、著者独自なのかもしれませんが初見のフレームワークも色々と提示されていました。

思考法なので、KJ法やオズボーンのチェックリスト、SCAMPERなどが有名だと思います。こういった方法はどちらかというと左脳よりの理屈で発想を生み出す方法だと考えています。

この本では、右脳の能力を活用する方法で発想を生み出す方法も提示しているのだと感じました。以前読んだ本のなかでは「Graphic Recorder」に近い印象を持ちました。

実際のビジネスの場面でグラレコにトライしたことがありますが、議論のスピードと咀嚼した絵を描くスピードがあわず、なかなか利点を享受することができずにいます。デザイナーがホワイトボードにさくさくと描くように、コンサルは四象限などに線を引きさくさくと整理・分類するので、グラレコはもう少し修業がいると考えています。

個人的に興味を持ったのは、「CHAPTER8 構想の飛行船」で紹介されていたツールです。『ビジョンブリッジ』、『プロジェクトボール』は実際の現場でも使えそうな気がしました。また、『体験のコンセプト』は経営デザインシートや共感マップに近いものを感じました。

目新しいフレームワークを手に入れるというよりは、共創活動などの前にメンバーがさくさくと目を通しておくと、前向きな議論ができるのではないかと感じました。

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投稿者: admin

地方に生まれ、地方で育ち、地方でITエンジニアやプロマネとして働いていた田舎者です。数年前に首都圏に転勤しマーケターとして働いていました。現在は経営コンサルタントとして活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。

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