この本もデザイン思考関係で読み返しました。
この本の思い出は、信頼するコンサルタントにカスタマー・ジャーニーマップを理解するのによい本はないかとたずねた際に紹介を受けたことですね。
当時は、日本語でジャーニーマップを紹介しているWeb上の情報もなく、どういったものなのかを理解することに苦労していたのです。
まだ、サービスデザインという概念やデザイン思考のことが腹落ちしていないときだったので、よい手掛かりになりました。
サービスデザイン思考の5原則
- ユーザー中心
- 共創
- インタラクションの連続性
- 物的証拠
- ホリスティック(全体的)な視点
現在のサービスデザインの軸にあるのは、人と人、人と物、人と企業、そして企業と企業の間に生じる関係の価値や質の理解です。
この部分を読み返していて、ふと思うところがありました。
最近のバズワードになっている、IoTのことですが、
ヒトとヒト、ヒトと企業、企業と企業がICTで、
ヒトとモノ、モノとモノがIoTってことじゃないかってことに気づきました。
随分前から関係価値や関係の質に触れていて、先見性があるなと思いましたね。