特集「プラットフォームの覇者は誰か」

私は以前から「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」を定期購読しています。
受験生の間は、息抜きの時だけ読書する形式でしたが、受験生生活から解放されたので、趣味の一つである読書を楽しもうと思います。
定期購読なので何もしなくても、自宅に届くのが何よりうれしいですね。
2016年10月号は「プラットフォームの覇者は誰か」という特集でした。

私が勤めている企業は、プラットフォームを抑えることを狙っているため、興味深く読むことができました。
特に気に入った記事は「21世紀のプラットフォームは誰がつくるのか」平野正雄さんです。

我々の経済活動や市民生活のベースには、社会プラットフォームが存在する。社会プラットフォームとは、人々が快適に生活を送るためのインフラとしてのコミュニケーションとエネルギー、そしてモビリティ(移動手段)を提供するものである。その社会プラットフォーム上で、企業は事業を起こし、効率的に生産活動を行い、商品を供給する。それを顧客が購入することで企業が利益を生み、成長していくという循環的なエコシステムが形成されるのである。

という部分が、当たり前のことなのですが改めて考えるきっかけとなりました。

また、

企業の価値創造の源泉が、かつての設備の所有、労働者の囲い込み、複雑な管理機構、強い営業力や系列支配力から、顧客との関係性、データの集約や解析能力、圧倒的にリーンなオペレーション、協創的なイノベーション力、人材を引き付けるビジョナリーな経営や組織風土、などに移っていくということだ。

という部分からは、人財力の重要性を感じさせる時代になってくることを予感させます。
私としては、「学び直し」が必要だと感じているので、人財力を高めることにつなげていきたいですね。

DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 2016年10月号[雑誌]

因みに私はITコーディネータ資格を有しているのですが、毎年「知識ポイント」の獲得が必要になります。
「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」は購読で「知識ポイント」の獲得ができる認定刊行物に指定されています。
趣味と実益を兼ねていて、いいなと思っています。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。