儲かる経営の方程式 MQ会計×TOCで会社が劇的に変わる

ザ・ゴールのように、小説形式でMQ会計が学べる本でした。
久しぶりにMQ会計という文字を見たので買ってみました。以前と比較して、より分かりやすくMQ会計が解説されていると感じました。
以前は少し難解に思えたのですが、この本はわかりやすく感じました。少し管理会計の理解度が高まったのか、説明する側の能力が高まりわかりやすくなったのかはわかりません。

中小企業では資金繰り表の方が一般的かもしれませんが、この本ではキャッシュフロー計算書で説明しています。黒字倒産しないためにも「キャッシュ」をしっかりと見ていく必要があると感じます。

「サナエさん。あなたは会計のことがあまり分かっていないようですね。利益はあくまで『意見』です。決算のやり方次第で赤字を黒字にすることは簡単にできます。キャッシュが『事実』です。

P29 第1章 融資打ち切りの危機!?

下記は、MQ会計視点での打ち手の説明として書かれていました。
単に売上総額を高めるというお題目ではなく、どのレバーを操作するとどういった結果になるのかをシミュレーションできることが、打ち手を考えるために役立つのだと感じます。

図表3-16 4つの損益分岐点がある
①価格を上げる
②変動費を下げる
③販売数量を増やす
④固定費を下げる

P110,111 第3章 早苗、MQ会計に出会う!

運転資金の管理について説明している部分が、なんとなく気になりました。
現在関わっている診断に関連する部分だからかもしれません。やはり、気になっていることに対して、情報の収集能力は高まるのだと感じます。
インプットは、目的を持たないと効率よく得られないのだと、体感できました。

「回収なくして売上なし。回収が一番大事。これは譲れない。売りっぱなしで回収しなければ、意味がないどころか、入金がないのに材料代の支払い、税金の支払いなど、販売するよりも資金繰りが厳しくなる。」

P208 第7章 利益より大切なこと

別の部分で気になったのは、久しぶりに「バリューダイナミクス」という言葉を目にしたことです。
診断士的に言えば、近年の「事業価値を高める経営レポート」の主張と近い話だと捉えることができそうです。
会計上の数字だけでなく、無形の何かに対しても手を打っていくことが大切なのだと感じます。
見えない資産が充実した結果、見える資産を有効に活用できるようになるのだと感じます。その結果、売上なり利益がついてくるのだと感じます。

結局のところ、下記が本書でいいたいことだと感じました。

MQ会計とは、付加価値を重視した経営の指標であり、TOCは、付加価値を増やすための具体的な思考法なのです。

P292 あとがき

楽しみながらさくさく読める本でした。
久しぶりのMQ会計は面白かったです。

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投稿者: admin

地方に生まれ、地方で育ち、地方で働いていた田舎者です。 数年前に首都圏に転勤しマーケターとして働いています。

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