旅のお供で読んでみた本です。
普段はあまり読まない種類の本ですが、休暇の際に読む本には最適でした。
本の内容としては命令を受けるだけの雇われ側として働くのではなく、別の方向性を奨めていました。
「夢をかなえるゾウ」や「チーズはどこへ消えた?」に近い感じの本だと思います。
やる気をよみがえらせたい場合に読んでみると良いと思います。
面白かったのは下記のところあたりでした。
たいていの人は、自分には夢中になれるものがないということを、なかなか認めない-だから情熱を陳腐なもののように扱ってしまう。
僕が伝えたいのは、理想の仕事についてちゃんとした考えを持っていないなら、物足りなさや取り残されたような思いを抱くだろうってことなんだ。その反面、たとえこれぞと思う仕事に関して夢を持っているとしても、思い込みは禁物なんだ。
必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
これで、僕がものごとのとらえ方というものに関心を持たなくなった理由がわかってもらえるかな。昔はよく人にこう聞いたものだ、「どんなことを考えているのかね」いまじゃこう聞く「何を試してきたのかね」。
模倣の代わりに革新を心がけ、昨日と違う自分になろうと日々努力するなら、きみは可能性を高めることができる。
だれだって、後からだったら、何だって言える。革新というのは簡単そうに見えるものなんだ、後から見ればね。
デザイン思考的な発想にもつながっているような気がしました。
やる気を失った時などに、読み直してみたいと思います。