趣味のひとつとしてアメフト観戦があります。気分転換を兼ねてアメフト三昧の週末を楽しみました。
日本では、この時期に学生日本一と社会人日本一を決めるゲームがあります。
先週の話ですが、学生日本一を決める甲子園ボウルはテレビで観戦し、社会人日本一を決めるXボウルは東京ドームで観戦しました。
関東に引っ越ししてから初のライブ観戦でしたので、大変楽しみました。ゲーム自体も面白かったのでよかったです。
私がアメフトを好きなのは、様々な立場の人に活躍の場があるところです。足が早い、力が強い、粘りがある、瞬発力がある、背が高いや小柄、賢いという個性にあわせて活躍できるポジションがあるところがゲームの面白さに拍車をかけていると思います。また、プレー毎に作戦を立て、選手交代も自由に行えるため、プレーの幅が広いところも面白さに拍車をかけるところだと思います。
これらは選手の話になりますが、アメフトの場合、ヘッドコーチ、オフェンシブコーディネーター、デイフェンシブコーディネーターなどが、フィールドの外からプレー毎に戦術を指示しているところも面白さだと思います。また、トレーナーやチアリーダーなども欠かせない存在だと思います。
こうやって考えてみるとアメフトは、ビジネスとの親和性が高いと感じます。
まずシーズン全体の戦略を立て、ゲーム事の戦略を立て、プレー毎の戦術があり、プレーヤーがプレーを実行する。さらに長期に渡るチーム育成の戦略もあると思います。
チームの育成が長期戦略、シーズンの戦略が中期経営戦略、ゲーム毎の戦略が短期戦略となっています。プレー毎の戦術は施策、そしてプレーが戦略と戦術の実行になっています。
これらの背景には、チームが抱えているタレントの個性にあわせて、チーム毎に戦略や戦術が立てられているというところがあります。
個性を活かした差異でゲームを行うので、好きなのです。マーケティング志向ともいえる気がします。
年明けには、学生と社会人の日本一が戦うゲームもありますし、NFLもリーグ戦の佳境を迎えていますし、アメフトを楽しみたいと思います。本当はNCAAも観れると最高なのですが…。