リーンスタートアップを実践してみた方の本を読んでみました。
IT企業の事例ですが、他のビジネスでも十分役立つ内容だと思います。
下記は重要なポイントだと思います。コンサルタントとしては、戦略と戦術の違いを意識しているので、納得感があります。
方法論を正しく利用するには、原則と戦術を明確に区別しなければいけません。原則は何をするかを導きます。戦術はどうするかを示します。
具体的に順を追ってリーンキャンバスを埋めながら、ビジネスを進めていく過程がわかりやすいです。
また、UVPの公式は参考になりました。
即効性のある明快な見出し=顧客が望む結果+明確な期限+それが達成されなかった場合の代替案
ナーチャリング・プロセスに近い考えだと思いますが、主要指標としてデイブ・マクルーアの海賊指標というものが示されていました。
獲得(Acquisition) ユーザーはどうやってあなたを見つけるのか?
アクティベーション(Activation) ユーザーは最初の体験に満足したか?
定着(Retention) ユーザーは戻ってくるのか?
収益(Revenue) どうやってお金を儲けるのか?
紹介(Referral) ユーザーは他のユーザーに紹介してくれるのか?
書籍の終盤に参考書籍類の紹介があり、その中にツールの紹介もありました。
Lean Canvas / USERcycle / User Testing / KISSmetrics / Mixpanel / SnapEngage / Heroku
はじめて知ったものもあったので、時間を見つけて調べてみようと思います。