連休の中日にお台場に出かけました。
台風一過のお台場は灼熱の太陽と気温でした。広場では車好きの人向けのイベントが開催されており、興味を持つ方が集まっているようでした。
私から見るとニッチの掘り起こしにしかならないイベントなのでしょうが、シュリンクする市場の中でニッチを手放さずに何とか需要を高めたいということなのだと思います。
そんな喧騒を抜け、「自動走行システムシンポジウム」に参加してきました。
産学官のそれぞれの有識者が自動走行についてお話されていました。
今回面白かったのは、法律家の観点から中京大学の中川由賀さんが話した内容です。
自動走行が実現すると役割が変わる旨をお話されていました。
現状は「安全運転すること」という役割をドライバーは有していますが、今後は「適切な整備を行っていること」や「リコール情報を確認すること」が役割になっていくのではないかという指摘でした。
背景には、民法と刑法の取り扱いの整理が必要というところからの展開でした。
内閣府で講演資料を提供する旨のアナウンスがあったので、そのうち見てみようと思います。
2時間のシンポジウムを楽しんで、暑いので家に戻りました。