記憶では半年振りくらいになるのですが、支援先の企業に出向きました。
世の中では出勤することが、未だ主流のようです。普段は在宅勤務ですべての業務が完結するのですが、今回は出向くことが必要でした。
というのも、物品の受け渡しが必要だったためです。配送だけであれば出向く必要はありませんが、動作確認や動作のレクチャーなどもあり、出向く必要がありました。
ついでに別案件のディスカッションも行いました。対面の良さを感じましたが、コラボレーションツールがもう少し使いやすくなると、対面に拘らなくともよくなると感じました。
現時点では、ネットワーク環境の制限や、ハードウェアの制限などもあり、バーチャルでのコラボレーションツールは余り使い勝手がよくありません。
参加者全員が、複数のディスプレイを持ち、遅延なくリアルタイムに貼ったり、移動させられる付箋の機能や手書きでさくさくかけるホワイトボード機能があると、対面でなくとも充分生産的なディスカッションができると考えます。
ハード面の制限を多く書きましたが、一番ネックなのは対面でないとコミュニケーションの質が下がると思い込んでいる方が多いことにあるとも感じます。
ノンバーバル・コミュニケーションの重要性は認識していますが、コンサルタントとしては阿吽の呼吸や場の空気に左右されるのではなく、「言葉」で分かりやすく伝えることの能力を磨いた方がダイバーシティの時代には価値の高いヒトになると考えます。