リクルートの すごい構“創”力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド

Kindleに入れっぱなしだった本を読んでみました。
1時間程で読み終えることができたので気分転換によい本だと思いました。

見つからない天才を探すのではなく、アイデアを生み出す仕掛けの重要さを説いているのだと思いました。
持続的にアイデアの量を稼ぐためには仕組化が必要なのだと思います。

天才たちのひらめきに頼るのではなく、仕組みやフレームワーク=「構え」でアイデアを事業へと創り上げていく。

下記は丁度「不〇〇」としてアイデアを見つけるようにアドバイスしたところだったので、アイデア創出の一つのパターンなのだと思いました。

「不」を見極める3つの条件

  1. 見過ごしがちだが誰も目をつけていなかった「不」かどうか。
  2. その「不」は、本当に世の中が解決を求めているものなのか。既存の産業構造を変えるほどの、大きな可能性を秘めているのか。
  3. その「不」を解消することが、収益につながるかどうか。

最近アイデアに関してアドバイスを求められることが多いのですが、少し気になることがあります。
皆さんアイデアを生み出すツールやテクニックを求めてくるのです。
ツールやテクニックを学ぶと情報整理であったり、強制発想法等でアイデアらしきものは生み出せるのですが、所詮らしきもの止まりだと思います。
同じ事象を見ても「気づき」が得られるかどうかは、個人の好奇心を持ち続けているか等の志の差だと思います。
この点はなかなか理解してもらえないようです。
私が理解させる能力を持つのが早いのか、それともアドバイスを求めた方が「気づき」を得るための志を持つのが早いのか、少し興味が出てきました。

話は変わって、暑い夏の講義はずんずん進んでいきます。
折角シミュレーションするのだからエクストリームユーザーとして行動しています。
イノベーションを起こすためにはまず自分からだと思っています。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。