無償でeラーニングを受講

MOOC(s)という言葉を聞いたことがある方も増えていると思います。
Massive Open Online Course(s)の略で、ネット上で無料で高度な講義が受講できるeラーニング・プラットフォームのことです。

世界的には「Coursera」、「edX」が有名です。
日本では「gacco」、「OpenLearning, Japan」、「Fisdom」、「Schoo」が有名です。
他にもあると思いますが、私は知りません。

大学等の高等教育が、『教える』ことを無償とゲームチェンジしているので注目しています。
もちろん『卒業』や『修了』の証が必要な方は、今まで通りお金を払う必要があります。
私が注目しているのは、教育の姿が変わったという点です。
既存は、有償で決まったことを先生が『教える』こと、学生が『教わる』ことに重点が置かれていました。書籍を買って読むのと殆ど変わりません。
一方MOOC(s)は、無償で決まったことを教え、教わります。つまり、テキストをなぞっているだけの講義や受講には金銭的な価値がなくなったということなのだと思います。

さて、私が受講したことがあるのは、「gacco」です。
今までに、統計学、デザイン思考、脳科学、人とロボットの共生、データサイエンス、イノベーション、インタラクティブ・ティーチング等を受講しました。
自らの知的好奇心を充足するのに最適です。
素晴らしい先生方の講義を直接動画を通して、見聞きできるところがよい点だと思います。
eラーニングなので、場所や時間にとらわれず、動画を観ながら学べる点が素晴らしいです。

受講したことはないですが、gacco以外にもそれぞれ特色があるようです。
OpenLearning, Japanは大学が中心となって運営しているので、堅めの講義が多いようです。
Fisdomは富士通が運営しているので、技術系が多いようです。
SchooはWeb業界で働く人(働きたい人?)向けなので、Web系のスキル関係の講義が多いようです。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。