2次試験の受験当日の文房具類

2次試験の受験当日に必要なのは

  1. 受験生としてのあなた自身
  2. 「写真」を貼り付けた受験票・写真票
  3. あなたを証明する写真付きの身分証明書(運転免許証 等)
  4. シャープペンシル(HB or B)
  5. プラスチック製の消しゴム
  6. 時計(キッチンタイマー、ウェアラブル端末 等は使えません)
  7. 電卓(四則演算、√計算、メモリ機能のみ)(縦18cm、横10cm、高さ3cm程度以内)
  8. 定規

だけです。

もちろんのことながら、リスクはヘッジしておく必要があります。
そこで、(1)予備の写真、(2)写真を貼るテープ糊、(3)複数の同じ種類のシャープペンシル、(4)複数の良く消える角のある消しゴム、(5)複数の時計、(6)複数の電卓、(7)複数の定規、は最低限準備しておくものだと思います。
生産管理で学んだ通り、トラブルは油断したときに顕在化するものだと思います。

近年はグラフを書かせる問題や、マス目のない回答欄に計算式を含めて書く問題が出題されています。
事例Ⅳだけでなく、常に机の上には(1)定規と(2)電卓は置いておきましょう。

実際の受験会場では、明らかに「サイズの大きな」電卓を使う人、デジタル時計で「音を鳴らす」人や、どう見ても「キッチンタイマー」を使っている人がいます。
試験案内には明確に「使用できない」と明記されていますので、使用すべきではありません。
あなたは、いつ「不正行為」として受験できなくなるやもしれないリスクを負う必要はありません。

また、中小企業診断士の試験を受験する方は殆ど社会人だと思います。
安物の使い勝手の悪い文房具類を使うのもやめた方がいいと思います。
これは1次試験も同様ですが、目先の小銭をケチって、気持ちよく解答できず、翌年に再受験する方が余程損になります。
特に2次試験に不合格の時の落胆具合は、私も経験があるので痛いほどわかります。

2次試験で必要になる文房具は「気持ちよく書くことができる」ことが必要です。
1次試験で使ったマークシートを「効率よく塗りつぶすことができる」ことは求められません。
100文字や150文字をマス目に綺麗に書きこむことが求められます。
2次試験用の文房具を取り揃えましょう。
求められるアウトプットが違うのですから、適したツールに持ち替えましょう。
生産管理で学ぶ段取り替えと同じだと思います。

下記は、受験の効率を高めるためのツールを紹介します。
気持ちよく書くことができるツールが役立ちます。


個人の好みなので何とも言えませんが「えんぴつ」を使用する方は、鉛筆削りも用意する必要があると思います。
私は常に同じ太さにならない「えんぴつ」は標準化の役に立たないと考えています。
カラフルに塗り分けるスタイルの方は、上記以外に「カラーマーカー」も必要になると思います。

私の場合は、普段IT業界で勤めているため文房具を使用することはまずありません。
2次試験では、比較的長文を書く必要があるため、2次試験では「B」の芯でなるべく疲れないようにしました。
また、採点者は比較的高齢の方だと思うので読めなければ採点してもらえないと考えました。
この点からも色が濃い「B」を使う方がよいと考えました。

いずれにしても「試験に合格するため」に必要な投資はしっかりと行い、自分に合った文房具を早く手に入れ、手になじませましょう。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。