Web会議の形式で開催されたセミナーに参加しました。ベテランの顔が色々と見えるセミナーでした。注目度は高かったということだと思います。
解説ということだからだと思いたいですが、ばらばらと資料が行ったり来たりしながら紹介されたので、逆にわかりにくく感じました。
資料は後からでも、それそれ確認できるので、解説コンテンツとして一本筋の通ったセミナーであって欲しかったですね。資料の切り替えなどが多かったため、質疑応答の時間が取れなかったように感じました。私のわがままかもしれません。
さて、思い立ってから短期間で会社を引き継ぐというのは現実的でないように思います。あまりそういった事例に触れた記憶がありません。思い立ってからしっかりと準備しながら、会社や様々な資産を次世代に引き継いでいくというのが一般的なパターンだと考えます。
その意味では、早く準備をはじめないと間に合わないということだと考えます。企業規模は異なりますが、大きな会社の経営者の話で社長になってからすぐに取り掛かるのが次の経営者を育てることなどという話を聞くことがあります。規模は違えど経営を引き継ぐというのは、それくらい時間がかけて準備するものだということだと考えます。
一方で、近年ではスモールM&Aとして比較的短期間に会社を引き継いでいくスキームも活用されるようになっているので、選択肢の一つとして考えることもよいのかもしれません。
私自身は支援する場面で困らないように、しっかりと準備を進めていきたいと考えています。