前作の「エッセンシャル思考」と表紙が似ていたので買っていた「エフォートレス思考」を読んでみました。
前作に比べて読みやすくなっているのが特徴だと思います。インパクトは前作の方が強かったように思います。
労働生産性についての書籍という読後の感想です。努力というインプットに対して、付加価値というアウトプットがあります。アウトプットを一定とした場合に、インプットを減らしていく、無くしていく努力をしましょうと言っていると理解しました。
下記を読んだときに、CIAの昔の組織が作成したという「サボタージュ・マニュアル」のことを思い出しました。現在の仕事のなかでも、総論賛成、各論反対というシーンの時に似たようなことをよく目にします。
仕事を困難にするための確実な方法は、ゴールをあいまいにすることだ。なぜなら明確なゴールのないプロジェクトは、けっして完成させられないからだ。ゴールが決まっていないのだから、いつまでも延々と作業をつづけるか、あるいは途中であきらめるしかない。
P116 第6章 DEFINE(目標)
下記は参考にしたいところです。信頼と信用の違いもありますが、一緒に仕事をするなら下記を兼ね備えたかたと仕事をしたいと思います。脚注でフロリダ大学でのスピーチということでYouTubeの動画が取り上げられていました。
ウォーレン・バフェットは、従業員やビジネスパートナーを選ぶ際に、信頼を測る3つの基準を用いている。その3つとは「誠実さ(Integrity)」「知性(Inteligence)」「自発性(Initiative)」だ。
P210 第14章 TRUST(信頼)
さくさくと気楽に読める本でした。連休中にゆっくりお風呂につかりながら読み終えました。