以前から購読していたメルマガで、1次試験の合格発表があった旨が記載されていました。
そのため私も診断協会のWebページを見てみました。
まず、最初に目についたのは「経営法務」です。
私が1次を受験した時も難しかったのですが、2018年も「経営法務」は鬼門だったようです。
8点も加算される措置が取られたそうです。
2018年は、20,116人の申込者の内、全て受験した方が13,773人で、合格者が3,236人(23.5%)だったようです。
このあたりは例年通りだと思います。
特徴的なのは、男女の合格率の違いです。男性16.8%に対し、女性は9.6%になっていました。最近話題の医学部とは違い、性別差別は行われていないと思いますが、仕事での経験差があるのかもしれないと感じます。診断士試験は、ビジネス経験やマネジメント経験がある方が有利な面があるためだと感じます。
また、最年少と最高齢の年齢も特徴があると思いました。最年少は19歳ということで恐らく大学生が受験しているのだと思います。一方、最高齢は78歳とのことで、生涯現役を目指している方が受験しているのだと勝手に想像しました。
更に、勤務先区分別の合格率も特徴があると思いました。自営業の経営コンサルは8.7%で、経営コンサル事務所等勤務は13.4%となっています。一方、最も多く受験する民間企業勤務は16.6%となっています。
これらから想像するに、プロとして働き実務経験が豊富な方であっても、幅広い知識が問われる1次試験は準備が必要ということを表しているのだと思います。
今年はことさら暑い夏でしたが、合格した方は2次試験もしくは養成課程の準備を、残念だった方は少し休憩して来年の準備を始めるのだと思います。
私も新たな学びの場へ進みたいと思います。