今回も会議室を広く使いリアルで開催されました。
発表者の息遣いが伝わるのがよいところだと感じます。
さて、今回のテーマはDMOでした。
観光というか旅行業にかかわっていたことがあるので、DMOが観光に関わる言葉ということはしっていました。
一方で、Mはマネジメントのことだと思っていました。
しかしながら、DMOは「Destination Management/Marketing Organization」のことで、マネジメントとマーケティングの両方を表しているようです。
DMOとは「Destination Management/Marketing Organization」の略称であり、観光地域づくりを持続的戦略的に推進し、牽引する専門性の高い組織・機能です。観光地域づくりのまとめ役として、ビジョンの実現のため地域の関係者の合意を得ながら、客観的データを元に責任をもって事業を立案・実行していきます。
公益社団法人 日本観光振興協会「DMOなび」
何となくですが、当初はマネジメントのみだったのが、後にマーケティングも加わったのではないかと感じました。
マーケティングの観点からは、広義のマーケティング戦略として、組織構造を考え設計することや、観光のジャーニーマップをデザインして実行するところまで含まれていることを学びました。
個人的に特に感じたことは、組織論として様々なステークホルダーを巻き込む必要があるため、地域のDMOをつくるだけではダメで、強いリーダーシップで引っ張る必要があるということです。
組織がこなれてきた場合には、緩やかに支えるリーダーシップに移管していくことが求められるのでしょうが、組織設立当初は強いリーダーシップが求められると感じました。
このため、誰がリーダーシップを発揮するのかによって、成否がわかれるのだと感じました。
次回は、私がスピーカーとして発表するので、しっかりと準備していきたいと思います。まずは、目次作りから始めます。